終糸脂肪腫は、腰椎の画像診断で比較的よく見られる所見で、ほとんどの場合、臨床的な懸念はない偶発的な所見である。 しかし、患者さんによっては、索状物症候群の徴候や症状を伴うことがあります。 このような場合、通常、肥厚したフィルムと低位にある円錐体を伴います。
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Epidemiology
関連検査の~5%で末端肥厚膜内に脂肪が見られる。
臨床症状
ほとんどの場合、脂肪性親水は偶発的で無症状な所見である。
病理
終糸脂肪腫は、中胚葉細胞の移動における発生異常の結果として形成される8
レントゲン写真の特徴
薄い終糸(L5/S1レベルで直径<2mm)はほとんど症状を示さない。 糸状膜が肥厚している場合(脂肪の有無にかかわらず)、臍帯が低くなっていたり(円錐の先端がL2の中間点以下)、臍帯の繋留を伴う可能性が非常に高くなります。 そのため、円錐角膜の位置を慎重に評価することが重要です。
CT
十分に大きければ、脂肪密度(-90~-30HU)は円錐のレベルより下に見ることができます。 小さい場合、またCTスキャナーの画質、患者の大きさ、量子斑の量によっては、識別が困難な場合があります。
MRI
異常は一般的に線状で、ある程度の距離にわたって広がっています。 T2*/勾配強調法ではケミカルシフトアーチファクトを示すことがあり、すべての画像で脂肪と同じ信号が得られる。
- T1: hyperintense
- T2: hyperintense
- fat saturated sequences: signal loss demonstrated
- T1 C+ (Gd):
治療と予後
Tethered cord syndromeで、円錐が低くなっている場合、円錐の先端か腰部大網の下部から糸を切り取る外科的な介入が適切と思われる。
無症状の患者さんでは、何もする必要がないという点で、管理は同様に簡単です。
困難なのは、脊髄束縛症候群を示唆する症状があっても、円錐が正常な高さで終わっている患者である。 このような患者において、脂肪膜を分割することの利点については議論がある4。
鑑別診断
脂肪の存在が確認されれば鑑別はほとんどないが、他の終糸病変は排除されるだけと考えることができる。
- 末端糸状傍神経節腫
- まれ
- iso-T2 hyperintense but hypointense on T1
- intense enhancement post contrast
- myxopillary ependymoma
- iso-T2 hyperintense on the T2, T1では低輝度
- 強調後造影