胸がざわざわして目覚めた男性

56歳男性が息切れと心拍の速さを訴えて救急部を受診しました。 昨夜はいつもの時間(午後10時30分)に就寝し、午前3時30分に胸のはりついたような感覚で目が覚めたという。 心配になってベッドから起き上がり、トイレに行くときに息切れを指摘された。 彼はベッドに戻ったが、約20分経っても楽にならないので、息子に電話して救急病院に連れて行ってもらうことにした。 発症から救急病院到着までの時間は2時間であった。 この間、症状に変化はなかった。患者を診察すると、普段から健康で、これまで息切れや心拍の速さを感じたことはないと言う。 心疾患や肺疾患の既往はなく、胸痛や失神、失神に近い状態になったことはない。 病歴は特記すべきことはなく、幼少時に扁桃腺摘出術、18歳時に急性虫垂炎による虫垂切除術を受けたことがある。 薬物アレルギーはなく、足首の捻挫のためイブプロフェンを服用中であるが、その他の薬は服用していない。 公認会計士として働いており、座りっぱなしの生活をしている。 毎晩2〜3杯のワインを飲み、喫煙はせず、レクリエーションや自然療法的な薬の使用は否定している。 最近、自宅のカーペットで滑って左足首を捻挫している。 バイタルサインは、血圧144/84mmHg、脈拍130回/分、呼吸数18回/分-1、O2飽和度98%、体温98.9°Fであった。 身体検査では、肥満の白人男性が軽度の苦痛を感じていることがわかる。 耳鼻咽喉科の検査では、矯正用レンズと扁桃腺がないことが判明した。 頸部には甲状腺腫脹や頸静脈の膨張を認めない。 肺は全領域で明瞭である。 心拍数は130回/分と不規則である。 腹部は肥満で圧痛はなく、腫瘤の触知はない。 右下腹部に盲腸の手術痕があり、盲腸の手術歴と一致する。 下肢に末梢性浮腫を認めない。 左足首に軽い違和感がある。 心電図では、心拍数131回/分、PR間隔未測定、QRS時間82ms、QT/QTc間隔374/552ms、P軸なし、R軸68°、T軸36°であった. この心電図をどのように解釈しますか?

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