Dorsal and Ventral Posterior Cingulate Cortex Switch Network Assignment via Changes in Relative Functional Connectivity Strength to Noncanonical Networks

デフォルトモードネットワーク接続を調べるための種領域として後帯状皮質はしばしば使用されている. しかし,背側(dPCC)と腹側(vPCC)のサブ領域の間に機能的分離の証拠があり,認知要求の調節におけるd-/vPCCの関与の違いが示唆された。 本研究では、ベースライン安静時、感情タスク、認知タスク、タスク後安静時の機能的磁気共鳴画像計測を実施した。 タスクの要求がPCC内結合に及ぼす影響、およびDMN、背側注意ネットワーク、中枢実行ネットワークからなるグラフネットワークの辺の重みを用いて推定した主要な固有結合ネットワーク(ICN)へのd-/vPCCネットワークの割り当てを調査した。 PCCは、安静時、認知課題時ともに機能的に結合していたが、情動刺激時には結合が解除された。 dPCCでは、CENへの機能的結合強度が他の2つのICNへの結合強度よりも高く、vPCCでは、DMNへの結合強度が最も高いことが示された。 そこで、dPCCではCEN、vPCCではDMNをそれぞれ安静時の正準ネットワークと定義した。 しかし、安静時から情動刺激に切り替えると、dPCCとvPCCの非正規ネットワーク間の相対的なネットワーク配置に最も強い影響を与えた。 vPCCはDMNに対して持続的な機能的結合を示したが、dPCCは認知タスクと感情タスクの要求に応じてネットワーク間結合が切り替わる際に重要な役割を果たすことが示された。 この結果は、今後のシードベースのFC研究において、シードの位置と結果の考察の観点から、この2つの下位領域を別々に考慮することが重要であることを強調するものであった。 最後に、我々の結果は、標準的なネットワークの外側の領域への接続性変化の機能的重要性を強調するものである

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