First pKa of carbonic acid

Abstract: “Marcus free-energy correlation supports the associated pKa (Ka is acid dissociation constant) of 3.45 +/- 0.15, which is substantially lower of value that is commonly assumed on overall carbon dioxide-to-bicarbonate equilibrium”(「炭酸塩の平衡」)から。 P.1693右欄2段落目。 「水性プロトン移動に対するマーカス自由エネルギー相関(参考文献19、41)を用いて、pKa(S1状態の光酸)とpKa(受容塩基の共役酸)の差として定義されるΔpKaの関数として出会い複合体の全プロトン移動速度をプロットした。 測定された速度をD/H同位体置換(文献19)により補正した結果、炭酸のpKaが3.45±0.15であれば相関が成り立つことがわかった。一方、炭酸(aq)/H2Oの実効pKaは広く用いられている6.35であった。 この結果は、炭酸の遅い可逆的な脱プロトン反応や脱水反応による干渉を受けずに、ピコ秒の時間スケールで重炭酸へのプロトン移動がリアルタイムで観測されたことから自然に導かれたものである」

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